ひとくちメモ

祭神は稲倉魂命。伏見稲荷神社の分霊を勧請し天之御中主命の二神を祀っています。 神社由来記によると神護景雲3年(769)の創立で鹿島・香取神社に比肩する最も古い歴史をもつ神社です。 常陸大椽氏が府中城を築く時、本社を鬼門に建て、守護神として祀る。 明治3年(1871)に起きた大火で全焼している。

稲荷神社の神使を狐とする民間信仰は、稲倉魂命（うかのみたのかみ）の別名が御饌神（みけつかみ）と 呼ばれるので、狐の古名ケツから「みけつかみ」に「三狐神」の字を充てたものだといわれている。 当神社の御神体も狐です。